昨日は、少彦名神社お話会でした。
ゲストに植物療法の第一人者平垣美栄子さんをお迎えして
コラボトークをさせていただきました。

私がとても共鳴するキーワードがたくさん飛び出しました。
☆今は、みんな、根っこが細くなっているよね
☆からだは自分で治すもの
☆薬は祈るから効いている
☆冬の寒さに耐えてこそ植物が春に芽吹くのは人の人生と同じ
☆「見えないもの」とは「見えづらいだけじゃないのか」

平垣さんは植物療法の勉強をするためにドイツに行かれた際
900年前の修道女「ヒルデガルド」の話に目覚め、
今もそのヒルデガルドの映画上映や
その両方の研究を続けておられます。

ヒルデガルドの勉強をしている時
「貴重な高山植物を使ってお薬を作るから効くんですね？」と
質問したら
「何を言っているの？その前に祈りを入れているからよ」
と笑われたというのです。

そして「薬草で治しているんじゃない。
からだを直すのは自分自身よ」
とおっしゃっていたのだそうです。

昨日は1年の一度の正式参拝の日。
からだ学研究所では扱う資料～グッズまで
毎年ご祈祷いただき
社団に関わってくださる方のご健康とご多幸を祈念して
正式参拝させていただいています。

そして「からだを直すのは自分」という話を
いつもしている私を知っておられるので
日本にもヒルデガルドと同じような思いで
人の癒しを考えている人がいるんだと
からだ学研究所の活動にも賛同してくださっています。

そんな平垣さんが今、感じていることは
皆が権威のある人や流れてくる情報に支配されて
様々な情報に振り回されていることだというのです。
なんだか、根っこがすごく細くなっているなーって。

これは私もすごく共感。
皆、自分がどうありたいかではなく、何が正しい治療法かで
物事を考えているからだと思うのです。

風の時代の中で情報がさらに過密になるなか
根っこを太くするためには常に地に足つけて
しっかりと自分自身を見つけられるひとでいないと。
そして自分にとっても喜びや幸せをちゃんとチョイスできる状態でいたい。

そんな風に感じるから
風の時代こそ、「からだ」が大事。感じることが大切なんだと思うのです。
その選択の答えはからだが「Feel」で教えてくれるから。

後半宮司さまなら年末のおお祓いのお話をお聞きした中にも
感じることの大切さのお話が出てきました。

ヒルデガルド、少彦名神社の宮司さま、そしてからだ学研究所。
それぞれ違うことをしているようで
根っこを太くするために必要だと思っていることは同じなんだなーと。

こうして共感できる人とお話をさせていただくことはとても貴重で
楽しい時間です。

そのあと、年末のおお祓いのお話を宮司様からいただきました。
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